明けましておめでとうございます。
関係各位、そして地域の皆さま方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より「八代草」の施設運営におきましては、多大なるご支援、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
当苑では、令和6年をふり返りますと、「ワーク・エンゲージメントの向上」を目標に掲げ、「仕事に誇りとやりがいを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得て、自分たちを、生き生きさせる1年」を目指しました。私たち職員が生き生きと働くことが、利用者様、入居者様方の活力ある生活につながると信じているからです。具体的には、科学的介護や川畑式ブレインマネージャーの研修や実施、地域のケアマネージャーさんたちとの研修など、専門の先生方、地域の方々にご協力、ご指導いただき実践してまいりました。様々な課題はありますが、与えられた環境の中で、自分たちにできることを模索し、経験を積む充実した1年であったと思います。
おかげさまで、当苑は、今年開設13年目を迎えます。干支で例えると、1周回ったことになります。ご存じのように、蛇は脱皮を繰り返し成長することから、たくましい生命力や再生を意味すると言われ、吉兆とされます。さらに、十干十二支では、60年に一度の「乙巳」にあたり、乙のあらわす植物が芽を出して伸びる様子と合わさり、新たな成長と、飛躍の年といわれるそうです。平成25年、ここ八千把の地で生まれたこの施設は、皆様に支えられ、少しずつ地に根を張り、幹を伸ばし、無数の若葉を芽吹いてきました。今までも、そしてこれからも、経験と皆様とのつながりを成長の糧として前進してまいります。
私たち八代草の理念は感謝のこころ、敬愛のこころ、向上のこころ、信頼のこころです。
職員一同、この理念を自らの主軸として、一致団結し、精進していくことを肝に銘じて新しい一年をスタートします。
最後になりましたが、今年が皆様にとって幸多きすばらしい1年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年1月
理事長 新井 浩子